月別アーカイブ: 2014年4月

アオキ

アオキ

P1190839

アオキは雌雄異株だそうだ。その昔、日本に来たプラントハンターがアオキの下部を持ち帰ったものの実を付けることがなかったという。それは、雄株だけを持ち帰ったためだった、という話を聞いたことがある。

この写真の花は雄蕊しかない雄株かな。

アカメガシワ

アカメガシワ

P1190832

観賞用に持ち込まれたものが野生化したと聞いたことがある。

赤芽と付くだけに芽の時期の赤さは格別だ。成長するとかなり大きくなりたくさんの命を養うことができる。そのころには葉柄に赤さは残るもののほかの部分ではわからない。

ツルカノコソウ

ツルカノコソウ

P1190824

はじめは蔓があるようには見えなかったので、白い花が咲いた時の様子が鳥の鶴に見えるのではないかと推測したのだが、よく見るとイチゴのライナーのようなものがある。ライナーを伸ばして勢力を展開しているようだ。

茎の頂に小さな花をちりばめている。拡大してみるとつぼみに近い若い花は赤みを帯びている。これが名前に鹿の子と付く由来だろうか。

クロボシツツハムシ

クロボシツツハムシ

P1190782

今日の観察はおしまい、と思って初めの場所に戻った。ギシギシの葉の上に赤っぽい虫が見えたので念のために近寄った。今よく見かけるイタドリハムシに少し似ていたが違う。似ているのはオレンジの地に黒色の斑点というところだけだ。

大きさはやや小さい、表面の光沢が強い。

アカイロマルノミハムシ

アカイロマルノミハムシ

P1190751

アカイロマルノミハムシ

P1190759

この辺りは今年もセンニンソウが茂り始めたところだ。まだ若く、産毛のような細い毛におおわれた蔓や葉。毎年そこにはオオアカマルノミハムシ、オオキイロマルノミハムシがついていて「これはどちらなんだろう?」と散々迷ったりする。

今回の虫はセンニンソウのすぐ近くの別種の植物の上にいた。色こそオオアカマルノミハムシのようでもあったが、形がもっと丸く、大きさは小さく、頭部や前胸背の色と上翅の色とが異なるようで、それはオオアカマルノミハムシやオオキイロマルノミハムシとは違うものだ。

観察している間に飛んで近くのセンニンソウにとまったから紛らわしい。

ネットをさんざん検索して見つけたのがこのアカイロマルノミハムシという名前だ。

ゾウムシ

ゾウムシ

P1190576

カジイチゴだろうか、キイチゴの仲間だが白い花を咲かせている。その花の上に小さな虫が見えた。その時にはよくわからなかったけれど、写真を見るとゾウムシだ。詳しい種類はわからない。

ルリシジミ

ルリシジミ

P1190518

風が強いので蝶にはあまりいい状況ではない。カメラに収めることはできなかったが、見かけたのはベニシジミ、モンシロチョウ、ルリタテハだ。ルリシジミは葉の上にとまったのでカメラに収めることができた。

飛んでいるときはきれいな青が見える。残念ながら撮れない。