鳥綱」カテゴリーアーカイブ

エナガ

連日の澤山池です。今年はまだツマキチョウは見ていないし、例年ならもうとっくに姿を消すかもしれない時期です。だから、出るとしたらここ数日のはずです。

池の奥を目指していく途中で少し大きな木の下に来た時に何か鳥が飛んできたのがわかりました。見上げると尾の長い小鳥です。エナガかと思いましたがいやに細身に見えました。この角度からはあまり見たことがないのだと思います。カラの仲間の知らないものかと思ったのですが近くにいた人に訊くとエナガということでした。

クロジ

澤山池の奥にクロジがいるということは知っていました。今まで何回も来たのですがなかなか出会うことはありませんでした。今回はクロジを目的とはしていなかったのですが、来てみたら黒っぽい小鳥が目の前を移動するのが見え、藪の中に姿が見えたのです。

初めの画像は藪の中を見たところです。少しはが被ったのでぼけているところがありますが、かなり近くで撮れました。2枚目の画像は通り抜けた後で少し進んだ場所から撮ったものです。1枚目と2枚目は姿が黒味を帯びた雄です。

3枚目は2枚目と同じ場所から撮ったもので、黒味がないので雌です。

カワラヒワ 鈴なり

園内を歩いて進むと、鳥の群が一斉に飛び立ち一部は離れたところの木にとまりました。近づいていくとぱらぱらと飛び立つのですがそれでも残ったものがいます。

双眼鏡で確かめるとカワラヒワでした。しばらくしてその方向に近づいていく歩行者があったので飛び立っていきました。

ホオジロ

駐車場から降りた場所に広がるのは以前は畑のようでした。日曜園芸のような感じで個人が取り組んでいたような気がします。コロナの影響なのかどうか、県の方針が変わったりしたのかもしれませんがいまでは耕作は放棄されて草原のようになっています。以前からホオジロの多いところでしたが相変わらずたくさんのホオジロがいます。

シノリガモ♀

今日はシノリガモを目的に千駄が崎に来てみました。

昨日は午前中風が吹き、午後になってやんだので海藻が打ち上げられていないか様子を見に来ました。思惑が外れ目的の海藻は全くなかったのですが、浜と消波ブロックの間の海面に一羽の鳥の姿がありました。

双眼鏡は持っていていたのでよく見ると体は黒褐色に見えましたが頭部に白い模様があるようです。わたしの中では見たことのないカモに見えました。シノリガモが思い浮かびました。

翌日の今日は風も穏やかでカメラを持って出てきました。もちろん、昨日いたからと言って今日もいるわけではありません。あまり期待しすぎるとがっかりするのでそう思いながら来てみました。でも、いたのです。砂浜と消波ブロックの間に昨日と同じく一羽だけがいました。

昨日と違いただ浮いているだけではなくしきりに潜ったりしています。

浮いている姿勢から潜るときにはかなり弾みをつけています。翼が後ろ向きに立った状態で潜っていきます。潜って上がってくるとかなりの確率で獲物を咥えています。よく見ると判別できる獲物はすべてカニでした。

かなり波打ち際まで来るのですが、この辺りは岩礁があるので獲物が多いのでしょう。波打ち際まで来るというのは陸にかなり近づくということなので絶好の被写体です。これでオスも来てくれればうれしかったのですがこの一羽しか現れることはありませんでした。

エナガ

久々の澤山池である程度の種類の鳥に出会えたし、いつもは撮りにくいアオジも至近距離で撮ることができたので満足でした。少し早めに帰ろうかと池に沿って駐車場に向かうと、すぐに池の中の茂みにカメラを向けている人たちに出会いました。ツグミでしょうか?

そんな問いかけをすると「エナガです」と返答がありました。小鳥がちらちらと見えます。私も池にカメラを向けてすぐに撮り始めたので定かではありませんが2,30羽の群だったと思います。

池の中の柳の枝の絡み合うようなところを飛び回っているので、多くは枝かぶりの画像になり、ピントが合いません。それでも表面に出てくるタイミングもあり、とにかくレンズを対象に向けシャッターを切り続けました。

エナガを撮るときはほとんどが高いところにいるので空が映り込み逆光気味になります。ところがここでは池の中のさほど高くはない柳の木を下に見ることができるので、安定した姿勢で順光でとらえることができます。ちょこまかしている対象でも何枚かは撮れていました。こんなこともあるのだと思いました、いい一日に感謝です。

アオジ

棚田に沿って歩ける道を上りました。谷あいなので大体が日が当たっていません。気温が低く、前日の雨に濡れた道は凍り付く寸前でシャーベット状になっています。滑らないように足元を確かめながら登ります。

道を行くとそれまでは見えていなかった鳥たちが飛び立ちます。悔しい思いをしながら行くと道の上に動く影がありました。アオジです。多分こちらに気が付いているのですが下を向き餌をつつくのに夢中です。足を止めてカメラを向けても気にしません。あまりに近づいてくるのでファインダーをはみ出してしまう大きさになってしまいます。やはり、近くで撮るのが画質のいい写真を撮る一番の条件です。

ジョウビタキ♀

底冷えのする朝でした。

久しぶりに仕事から離れられる平日です。カメラを持って出かけることにしました。

最近あまり出ていなかったので、どこに行こうか迷いました。昨日の朝までは雪か雨かと話題になるほどでした。この辺りでは積雪に慣れていないので大違いの影響なのです。結局は雨でした。

最近、雨が降ったとなると足場が悪くなっているはずです。でも、昨日の朝から今日の朝までは降っていません。状態は分かりませんが澤山池に行くことにしました。

駐車場の入り口は閉まっていました。今朝は一番乗りのようです。誰も来ていなければ期待できます。

駐車場に入って車から降りると池の堤に上る前に小鳥がいるのに気づきました。そっと双眼鏡で確かめるとジョウビタキの雌でした。